6月に入り初夏らしい日々が続いていますね。
朝夕と日中の寒暖差や梅雨に向けての蒸し暑さから、医局でも体調を崩す人もちらほら…
皆さまくれぐれもご自愛ください。
さて、2024年5月30、31日に名古屋コンベンションセンターにて開催された第48回日本口蓋裂学会総会・学術集会に、口蓋裂センターメンバー+αで参加してきました。
口唇裂口蓋裂は顎顔面領域に発生する先天疾患の中で最も発生頻度の高い疾患です。が、先天疾患の一種ですから、どこの病院にもたくさんの患者さんが来られるというわけでもありません。また、成長の各段階で行われる治療が様々あり、治療期間が長くかかることから、歯科医師としてその症例を経験するにもとても長い年月がかかります。学会では、多くの症例を供覧させて頂いたり、過去の症例を遡って様々な解析をした結果を示してもらったりしながら、日常臨床だけでは得られない知識を吸収することができました。希少疾患に対する学びの広がりは学会ならではだなと思います。
学会の合間には、他大学の知り合いの先生とお会いしたり、東海地方在住のOBの先生方にお会いしたり、名古屋名物ひつまぶしを堪能したりと、しっかりと名古屋も満喫しました。
余談ですが、去年石畳の歩道でキャリーケースの車輪が破損した教訓から、最近楽天市場で見つけたキャスターカバーなるものを今回初めて使用しました。結果、とてもよかった。ひきやすいし、音も静かだし、振動も少なくなるし…。いろんな色が選べるのでアクセントにもなります。キャリーケースをよくお使いになる方はぜひお試しください。