2024年9月30日月曜日

矯正歯科医局説明会(5、6年生対象)を開催しました

2024.9.18㈬に、5,6年生対象の矯正歯科医局説明会を開催しました。
予想を超えて19名の学生さんが参加されました。
 

これまで広大生に対して医局や大学院進学について説明する機会が無いことが気になっていました。
説明会では、まず医局や実験室など設備を見学してもらいました。また先生方がどのような生活をしているか見てもらいました。

その後セミナー室にて、廣瀬より大学院カリキュラム、矯正歯科の研修の流れ、認定医・専門医取得までの流れなど説明を行いました。

その他に診療体制の特徴や個人個人のキャリア形成についてもお話しました。

その後、お菓子を食べながら懇親会を行いました。
医局の先生方に直接質問できたようで、とても盛り上がり良い会になったと思います。



広島大学矯正歯科は、矯正歯科医師の技術とともに医療者・社会人にふさわしい人間形成への指導にも力を入れています。

また、心身ともに健康に働ける職場を目指しています。

来年も9月に学生説明会を行う予定です。
原則5,6年生を対象としていますが、希望があればそれ以外の学年でも参加可能ですのでお問合せ頂ければと思います。

                                     廣瀬

2024年9月10日火曜日

第12回夏の口唇裂口蓋裂矯正歯科治療勉強会に参加しました

9月に入り、朝晩が少し涼しくなってきたような感じがしますね。 
まだまだ日中は暑さ厳しいので、 体調に気を付けていきましょう。

さて、当院矯正歯科・口蓋裂センターを代表して、小笠原、吉見で第12回夏の口唇裂口蓋裂矯正歯科治療勉強会に参加してきました。 今年は仙台で開催されました。仙台は広島よりは少しばかり涼しく感じました。 
東北大学病院のあるキャンパス内での開催でしたが、どことなく広大病院と似ている建物があり、着いて早々テンションが上がり、写真におさめてしまいました。なかなか他大学にお邪魔させていただく機会はないので、貴重な体験でした。


勉強会では、午前中、口唇裂口蓋裂に関わる矯正歯科治療の基礎的な内容の講義と、形成外科の先生のご講演があり、口唇裂口蓋裂に関する手術の説明を丁寧してくださいました。 手術がどのようになされたかを理解することは、その後の矯正歯科治療を行う際にもとても役立ちます。自分で行うことはなくても、外科の先生方がどのように考え、どのような術式を選択されたかを理解する姿勢が、他科との連携上では、非常に重要だと感じています。


午後からは、ケースカンファレンスで、3大学の矯正の先生が経験された症例について発表され、どのような治療が考えられるか、実際にどのような治療が行われたか、どうするのが良かったのかについて皆で討論する形でした。自分では思いつきもしない意見や、思慮に至っていなかった点などを発表される先生がおり、とても刺激的な時間でした。


勉強会の合間や懇親会で、他大学の顔なじみの先生たちと交流をもったり、それぞれが今抱えている症例について意見交換をしたりと1日を通して非常に有意義な時間となりました。
勉強会で学んだことを、後日医局の皆へフィードバックをするとともに、明日からの診療に活かしていきたいと思います。