まだまだ日中は暑さ厳しいので、 体調に気を付けていきましょう。
さて、当院矯正歯科・口蓋裂センターを代表して、小笠原、吉見で第12回夏の口唇裂口蓋裂矯正歯科治療勉強会に参加してきました。
今年は仙台で開催されました。仙台は広島よりは少しばかり涼しく感じました。
東北大学病院のあるキャンパス内での開催でしたが、どことなく広大病院と似ている建物があり、着いて早々テンションが上がり、写真におさめてしまいました。なかなか他大学にお邪魔させていただく機会はないので、貴重な体験でした。
勉強会では、午前中、口唇裂口蓋裂に関わる矯正歯科治療の基礎的な内容の講義と、形成外科の先生のご講演があり、口唇裂口蓋裂に関する手術の説明を丁寧してくださいました。
手術がどのようになされたかを理解することは、その後の矯正歯科治療を行う際にもとても役立ちます。自分で行うことはなくても、外科の先生方がどのように考え、どのような術式を選択されたかを理解する姿勢が、他科との連携上では、非常に重要だと感じています。
午後からは、ケースカンファレンスで、3大学の矯正の先生が経験された症例について発表され、どのような治療が考えられるか、実際にどのような治療が行われたか、どうするのが良かったのかについて皆で討論する形でした。自分では思いつきもしない意見や、思慮に至っていなかった点などを発表される先生がおり、とても刺激的な時間でした。
勉強会で学んだことを、後日医局の皆へフィードバックをするとともに、明日からの診療に活かしていきたいと思います。