2025年5月12日月曜日

2025デジタル歯科学会

 今回のブログは吉見が担当します😃

5/10、11に日本歯科大学にて開催されたデジタル歯科学会に、広島大学矯正歯科のDXチームメンバーである吉見、伊藤、小川が参加し、小川先生がポスター発表を行いました。

2019年より口腔工学(技工士さんを育てる学科)の峯先生と共同研究をしており、今回は、AIを使って埋伏歯の画像診断を行う試みについて発表を行いました。

私は2022年からこの学会に参加していますが、AIを用いた研究が年々増加しており、今回の受賞演題はすべてAIを用いた研究でした。日常にAIが溢れる世の中となったこともあるのか、今回のセッションでは、多くの先生に質問やご意見を頂くことができ、過去にないほどの収穫で、研究に対するモチベーションも爆上がりです✨

デジタル歯科学会の前身は日本CADCAM学会ということで、この学会は補綴系の先生が多く参加されており、普段矯正しかやっていない私にとっては、CADCAM冠にまつわる様々な発表や、補綴における顎運動の解析などがとても新鮮でした😲矯正のみならず、歯科全般の知識に対するアップデートが必要であることを再認識させられました😂

今回広大からは私たち矯正歯科の他、口腔工学の先生方、小児歯科の先生方、技工室の先生方も参加され、過去最高人数でデジタル歯科学会に参戦しました。

残念ながら学会賞を受賞することはできませんでしたが、科を越えた交流があったり、旧友との再会があったりと、とにかくいろんな人とお話しでき、得るものの多い学会でした😁


学会参加でこれまでにないくらいやる気にみなぎることができたので、この勢いにのって研究頑張りたいと思います🙋✨



2025年5月7日水曜日

2025医局旅行

 晴天が続いた連休も終わりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか😌

広島大学矯正歯科では、毎年春に医局旅行を行っています✨

目的は新入医局員の歓迎と、医局員同士の交流です✨✨

例年2年目の先生が幹事となり、行先などを決めてくれるのですが、今年は1日目は錦帯橋周辺の散策、2日目は宮島一周クルーズと、中国地方を代表する観光地を2つも堪能できるよくばりな旅行となりました🙉

集合写真①

今年の新入医局員は広島大学から1名、残り3名は他大学かつ、他地方の出身ということで、うち2人は宮島も錦帯橋も初だったそうで、素敵な思い出になったのではないでしょうか?(緊張でそれどころではなかったかもしれませんが🙀)



岩国散策では、ロープウェイに乗って岩国城まで行ったり、白蛇を観賞したり、むさしと小次郎でソフトクリームを食べたり、遊覧船に乗ったりと、各々まったりとした時間を過ごしました😘




夜の宴会では、OBの先生方も多数参加いただき、お酒も交えながら新旧医局員が混ざり合い、様々なnominicationが行われました。ご参加いただいたOBの先生方、毎年ありがとうございます✨



宮島一周クルーズは、あいにくのお天気でしたが、ちょうど鳥居に最接近した時には小康状態となり、ばっちり記念撮影できました😁やはり間近な鳥居の大迫力はクルーズならではですね✨

自撮りの様子


自撮りの成果写真

今年の医局旅行も、無事に終えることができました✨
皆と楽しい時間を共有し、診療室や研究室では見られない一面を垣間見ることもでき、各々の絆も深まったと思います😊
ご参加いただいたOBの先生方、医局旅行に寄進頂いた先生方、そして準備してくれた幹事の2年目の先生方への心からの感謝の意を表します✨✨

集合写真②

来年はどこへ行くのでしょう?今から楽しみです💛



☆ブログ係☆














2025年5月2日金曜日

研修医対象医局説明会を開催しました

 新緑の季節となり、過ごしやすい日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか😄

広島大学歯科矯正学講座では、学内の研修医の先生を対象に医局説明会を開催しました😀

なんと15人もの先生が参加してくれました✨

昨年9月に開催した学生さん対象の説明会と同様に、前半は当科の大学院のプログラムや研修ローテーションなどの説明、後半は医局員との交流会を開催しました。


研修医さんの参加動機はそれぞれで、矯正歯科の大学院への進学を考えている人、研修プログラムで矯正歯科のローテーション選択を考えている人、自身の将来設計のために色んな科の先生の話を聞いてみたいと思った人などなど様々でした👏

私たち医局員も、若い先生方の考えを聞くことで初心に戻るところもあり、また普段学生さんたちからどのようにみられているかを再認識したり、医局への想いが募る部分もありました👼

わずかな時間でしたが、各々に有意義な時間であったと思います😆


今後も、学生さん対象(臨床実習生対象9月予定)、研修医さん対象(4月予定)の医局説明会を開催していく予定です✨


学外の方は、随時見学を受付しておりますので、医局のHPをご覧ください。

https://orthod.hiroshima-u.ac.jp/?page_id=77


☆ブログ係☆





2025年4月1日火曜日

新潟大学へ研究協力でお邪魔しました~新潟の旅~

 廣瀬です


年度末のとてもお忙しいところ、新潟大学歯科矯正学講座の丹原先生より依頼があり、口蓋裂関連の研究協力のために、新潟大学へ行ってきました。





新潟には何度も仕事で行っていますが新潟大学は初めてでした。広島大学と同時期に改装されており、歯学部も病院もとてもきれいでした。



今回参加させていただいたのは口蓋裂に関する分析と検討です。作業は数十個の模型を分析するもので、作業と会議は2日にわたりました。結構ヘトヘトになりました。





今回行った検討の一つ、5 year-old's Indexは口蓋裂患者さんのお口の状況を5歳時点で把握するとても素晴らしい検討方法の一つで、少しややこしいのですが、有用です。

いつか広島大学でも実施したいと思います(患者さんが少なく、資料もそろえないといけないので難しいところもあります💦)




夜はおいしいものをたくさんいただきました。昼間の疲れも吹っ飛びました✨



お誘いいただいた丹原教授(左)と一緒に研究を行った渡邉先生(右、徳島大学)はほぼ同期の10年来の友です。

普段は遠くでそれぞれ頑張っていますが、会えるととても嬉しいです。



個人的なことで恐縮ですが、卒業のプレートに父の名前がありました。
新潟は私の生まれでもあり、大好きな街です。


広島大学はこのように全国の大学と積極的に共同研究を行っています。これからも面白い研究や調査などありましたら、ぜひお声がけいただきたいです。

どこへでも飛んでいきます✨🛫


文責:廣瀬尚人(歯科矯正学講座 診療准教授)





2024年12月31日火曜日

年の瀬2024

 2024年も残りわずかとなりました😀皆さまお元気でお過ごしでしょうか?

今日は年末の広島大学歯科矯正学講座の様子をお届けします。

最終日は例年午前中は通常通り、午後からは大掃除を、医局と実験室、診療室の3手に分かれて行います。



みんなで力を合わせて、掃除して、最後にワックスをかけてピカピカにしてきます。
きれいになった医局で2025年も新たな気持ちでスタートできそうです。




そして業務終了後は、こちらも毎年恒例、口腔外科2科、歯科麻酔科、病棟Nsの方々との合同忘年会です😁医局員同士、また、お世話になっている他科の先生方との貴重な交流の場となっています。お肉でおなかを満たし、皆と語らいあったら、いよいよ2024年も終了です。



2024年は皆様にとってどんな1年だったでしょうか?
2025年も素敵な一年となりますように😊
それでは、良いお年をお迎えください😄

☆ブログ係☆

2024年12月13日金曜日

37th TAO & 14th APOCに参加しました

12月に入り、年の瀬迫る忙しい季節となりましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?

体調に気を付けて、残る2024年を駆け抜けましょう💨

12/3-5に台北で開催された台湾矯正歯科学会とアジア太平洋矯正歯科学会の併催学会に、谷本教授、廣瀬、吉見、阿部が参加し、発表を行いました。

当科としては、コロナ明け初の国際学会参加です😄

国際学会ということで発表がすべて英語なこと(中国語はさすがに厳しい💦)、臨床の講演が多かったこと、アジア人の症例が多かったことから、講演内容もわかりやすく、アジアのトレンドを知ることができました。

日本からも多くの先生が参加されており、思いがけず知り合いの先生に会えたりもしました。





広島大学矯正歯科は、以前より台湾からの留学生を多く受け入れており、現地の同門の先生が手厚いおもてなしをしてくれました。蔡先生、黄先生、蘇先生、ありがとうございます💗



12月の台湾は日本に比べて湿暖で過ごしやすく、夜市で異国を味わえたり、懐かしい人たちに会えたりと、楽しい旅でした。
国際学会に参加すると、自分の仕事で世界中の人たちと繋がれることが実感できて、とても刺激になります。またどこかへ行けるように、これからも研究を頑張ります😃
(文責:吉見)


2024年10月24日木曜日

東京医科歯科大学で大学院講義をしました(テーマは顎関節と矯正歯科) 廣瀬

 教員の廣瀬です。


先日、9月末になりますが、東京医科歯科大学で大学院講義をさせていただきました。

実は医科歯科大学は構内に入るのは初めてなので嬉しかったです。

まず初めに、お声がけ頂きました咬合機能矯正学分野の小野卓史教授には御礼申し上げます。


さてテーマは「顎関節症患者に対する矯正歯科治療の最前線」ということで、依頼された文面に沿っただけなのですが、大層なものになってしまいましたね。医科歯科は顎関節治療に詳しいですからとても恐縮でした。



小野教授とゆっくりお話しさせていただいたのは、私もまだ教員駆け出しのころに学術理事を担当した、高知県(私の故郷)で行われた中四国矯正歯科学会でした。懐かしいです。


小児の顎関節症に関しては、日本中まだどこにおいても正しく認識、対応されていない分野だと思いましたので、力をいれて説明させていただきました。


ほんとうにたくさんの質問をいただき、時間もかなり延長になってしまいました。ありがとうございます。



小野教授からは「筋肉の機能が顎関節の形態に影響するか?」という非常に難しいご質問をいただきました。まったく行っていないタイプの研究テーマで、お答えする材料がなく申し訳なかったです。こちらも勉強させていただきました。

今回の依頼ですが「いったい誰が何をもって私にお声がけしてくれたのだろう?」という疑問がありました。小野教授とも長らくご無沙汰しておりましたし。

すると、医科歯科の大森浩子先生が、なんと2016年箱根で行われた顎関節学会で隣のブースで発表されていたらしく、広島大学矯正歯科の院生たちと少し交流されたそうです。そこからの流れで、私のことも気にかけて下さっていたそうです。

当時は私も若く、顎関節の研究を出せども出せども学会で注目されない、苦労の時期でした。ですが、そんな中でも頑張っていればきっと誰かが見てくれているんだと、とても嬉しい思いになりました。関係者にも、日々の努力が、よいご縁をつなぐことを伝えていきたいです。


最後に、東京医科歯科大学は2024年10月をもって東京科学大学となりました。私は、最後のタイミングで(2024.9.25でした)医科歯科大学で講演をさせてもらえたことを嬉しく思います。ありがとうございました。

廣瀬